あ め つ ち た ま ご
ニワトリの豊かな暮らしを大事にしています いのちの輝きを感じる、そんな卵はいかがですか?

四季の巡りとともに移り変わる、草花や虫の種類、風や水の流れ。
ときに激しく、ときに優しい、自然の大きな動きの中でたくましく生きる力をニワトリは持っています。

その力とは、例えば野生のキジのような、大地との深い繋がりです。さまざまな草花、その種、さまざまな虫たち、草木の腐食、菌糸、土や石をついばみ、それが十分であればエサを必要とせずに生きることができます。
例えば、大きな翼で羽ばたいて木の枝に泊まって眠ったり、雨の日は翼をたたんで雨が上がるのを待つことができます。
そんなニワトリに秘められた野性を美しいと思い、なるべくその力を開いて活き活きとあってほしい。そのための環境を、もちろん完全に自由にはできないけれど、できるだけ実現することが私たちの養鶏です。

「あめつちたまご」の「あめつち」は漢字では天地と書きます。ニワトリたちを天地の恵みから隔てないこと、また、そのニワトリたちの卵を天地の恵みとして頂く、このような気持ちをこめています。

あめつちたまご の こだわり
  • 薄飼いにこだわり、放し飼いをしています。密度が高いと環境に負荷をかけ、放っておくと草も生えない荒野になります。採卵鶏の適切な飼育密度は0.05m2/羽ですが、ホホヱミ農園は200倍の10m2/羽です。

  • 四季折々の、様々な草や種を食べています。ノビルやスイバ、チカラシバの種、ススキの新芽やセイタカアワダチソウの若葉など、鶏の好みには興味が尽きません。草の多様性維持のために土作りから手を掛けています。

  • ヒヨコの頃から野外、地面の上でたくましく育てています。ヒヨコには生まれてすぐに虫を追いかけ、土を掻いて餌を探す力が備わっています。成長促進のための飼料添加物や抗生物質は一切与えていません。

  • 市販の配合飼料は与えていません。玄米(今年度は9割が自然栽培米、1割はご近所農家のお米)が中心です。ミネラル豊富な古代米(赤米・黒米)を混ぜています。

  • 飼料は米ヌカやオカラ(非遺伝子組み替え大豆)などと合わせて発酵させています。麹菌と乳酸菌の発酵により甘酒の香りがします。ニワトリは白い菌糸により固まりになったものを好みます。

  • 鶏舎内に森の腐葉土を敷いています。虫や菌糸、草木の腐食等、それぞれの好みに合わせて食べ、体調を整えます。飼料以上に喜びます。自然界の多様な微生物によって鶏糞が分解され、鶏舎内の清潔が保たれています。

  • 我が家では湧水を汲んできて飲用としています。自分たちと同じ質の食べ物と水をニワトリにもという考えにより、ニワトリは日々、ミネラル豊富な自然水を飲んでいます。

  • 卵は呼吸をしています。卵内部への影響を心配し、合成洗剤と消毒液は使用しません。卵の殻は保護膜に包まれ、細菌の侵入を防ぐ力を持っています。保護膜を洗い流さないよう、一つ一つ優しく拭くようにしています。

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